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2002年8月30日(金曜日)

ぼくの夏休み

カテゴリー: - Murayama @ 10時51分28秒

先週は、仲間と河原でバーベキュー、
高円寺の阿波踊りを見物に行く、
少林サッカーを観にいく(4回目)、
と夏っぽいイベントをこなす

振り返ると、コナミ時代には夏休みを楽しんだ記憶がない

コナミ入社当時、わたしは開発7部という
”ボードゲームとジグソーパズル”を作っている部署に配属された

プログラマーとして、

「よおし、おれもヴァルケンみたいな
イカスゲームを作るぜ!!」と

空回りする情熱を胸にいだいていた勘違い青年は、
配属先を聞いて目の前が暗くなりつつ・・・

「なぜ、ジグソーパズル作るのに
プログラマーが?」

「もしかして、ジグソーパズルを
切り分けるプログラムでも作るの?」

などと自問自答し、そのあげく

「よし、ボードゲームを作るぜ!」

と変な開き直りをしていました

実際に配属されたのは、その部署で当時作っていた
”Picno"という名前のテレビに接続して絵がかける玩具のチーム

そこで2ヶ月ほど、”ハードのバグチェック”という仕事をすることとなる
簡単に言うと”一日中、テレビにむかってPicnoでラクガキを描く仕事”である

このため、配属当時のわたしは
部署の先輩に”プログラマー”だとは思われていなかったようです

”態度のデカイ奴”とは思われていたようですが
(先輩に、”おまえ本当に新人か?
何年も前からここにいたような顔してるぞ”
などと揶揄されました(笑))

微妙に窓際社員っぽい気分を味わえる最初の2ヶ月を過ぎたころ、
いきなり部長に呼び出されたわたしは
夏休みを目前に、開発真っ最中のアプリケーション作成チームにほうりこまれ
新人一年目から夏休みなしの生活をスタートすることになったのです

まぁ、とてつもなく長い正月休み兼春休み兼夏休み状態の今も
問題なんですけどね


(某編集部よりいただいた幸福の木を
仕事場に設置してみた

むさ苦しい我が家に一服の清涼剤

でも、木のほうはイヤがってるかもしれん)


2002年8月19日(月曜日)

一皮むける

カテゴリー: - Murayama @ 10時50分18秒

現在、某企画用の計画書を作成しています

企画コンセプト、目標販売本数、スケジュール、人員配置と
この辺りまではサクサクと進むのですが、プロモーション計画のところで
少々筆が止まります

ゲームという仕事は実業か虚業かといえば、虚業に属する仕事
興業、エンターティメント、大道芸、投機、博打、山師、香具師、
等々に連なる仕事です

この製品をこのクオリティで、この値段で提供すれば
この程度の利益が出るなどと確実な計算ができるわけもなく
どっちかといえば、Not or ALL、イチかバチかが幅をきかす理不尽な世界

どんなに大量の開発費と宣伝費、ゲップが出るほどのテレビスポットを
投下したところで、売れるのは十数万そこそこなんてこともアリアリ

そんなところで確実な予測など出来るはずもなく
結局、出てくる物は”予測”とは言い難い”ハッタリ”になる

「○○を採用し、○○ファンの注目を集める!」

自分で書いてて、少々胸が痛みます
というか背中がムズムズします

しかし、企画書・計画書上では
いかに人を魅了できるハッタリを言えるか?

もっと簡単に言うと、いかに人をその気にさせて
お金を出してもらうハッタリを決められるか?
が必要になります

しかしなぁ・・・いまだに、少々の抵抗があったりします

巨大なハッタリを胸をはって主張した上、
自分自身でさえ信じ込めるぐらいになれば
企画者としてもう一皮むけるのだろうけどなぁ

人としては、1ランク落ちてしまう気もするけど


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